市販の防虫剤を使わずに、天然成分でお米の虫除けをしたいという方もいるでしょう。ここでは、お米の虫除けに効果的な天然成分と、その使い方について解説します。まず、最もよく使われるのが、唐辛子です。唐辛子に含まれるカプサイシンという辛味成分は、多くの虫が嫌う成分です。唐辛子をそのまま、またはガ、ゼなどに包んで、お米の容器に入れるだけで、虫除け効果が期待できます。唐辛子は、乾燥したものでも、生のままでも効果があります。次に、ニンニクも効果的です。ニンニクの独特な臭いは、虫を寄せ付けない効果があります。ニンニクを数かけ、皮をむかずにそのまま、またはガ、ゼなどに包んで、お米の容器に入れましょう。ただし、ニンニクの臭いがお米に移ることがあるため、気になる方は、使用量を調整するか、他の方法を検討しましょう。また、ハッカ油も虫除け効果があります。ハッカ油の清涼感のある香りは、多くの虫が嫌う香りです。ハッカ油をコットンなどに数滴垂らし、お米の容器に入れておきましょう。ただし、ハッカ油は刺激が強いため、使用量には注意が必要です。また、プラスチック製の容器に入れると、溶けてしまう可能性があるため、ガラス製の容器を使用しましょう。さらに、月桂樹の葉(ロ、リエ)も虫除け効果があります。月桂樹の葉には、シネオ、ルという成分が含まれており、この成分が虫を寄せ付けない効果があります。月桂樹の葉を乾燥させ、そのまま、またはガ、ゼなどに包んで、お米の容器に入れましょう。その他にも、クロ、ブやシナモンなどのスパイス、レモングラスやユ、カリなどのハ、ブ、ヒノキや杉などの木材なども、虫除け効果が期待できます。これらの天然成分は、いずれも人体に無害であり、安心して使用することができます。ただし、効果は穏やかであるため、定期的に交換するようにしましょう。
お米の虫除けに効果的な天然成分と使い方