お米に湧いた虫が少量で、カビや異臭もない。そんな「まだ救える」と判断したお米を、安全に食べるための復活方法を4つのステップでご紹介します。この処理を丁寧に行うことで、虫とその痕跡をほぼ取り除くことが可能です。まず、新聞紙やブルーシートなどを日当たりの良いベランダなどに広げ、その上にお米を薄く広げます。コクゾウムシなどの虫は、光と熱を嫌う性質があるため、太陽に当てることで、お米の中から這い出して逃げていきます。時間は、夏場であれば半日程度、冬場でも晴れた日に一日干しておけば十分です。この時、鳥などに食べられないよう、ネットをかけるなどの工夫をしましょう。この天日干しには、虫を追い出すだけでなく、お米を乾燥させて風味を良くするという副次的な効果もあります。天日干しが終わったら、目の細かいふるい(なければザルでも可)を使って、お米をふるいにかけます。これにより、米粒の間に残った虫の死骸やフン、虫に食われて砕けた米粒などを、物理的に取り除くことができます。丁寧に、優しくふるいにかけるのがポイントです。次に、いつもより念入りにお米を研ぎます。ボウルに米と水を入れ、優しくかき混ぜると、虫の死骸や、虫に食われて軽くなった米粒などが水面に浮いてきます。この浮遊物を、水と一緒に丁寧に、そして何度も繰り返し捨ててください。水が澄んで、浮遊物がほとんど見えなくなるまで、この作業を続けます。ここまでの処理で、虫やその痕跡はほとんど取り除かれています。あとは通常通りに炊飯して、食べることができます。ただし、一度虫が湧いたお米であることに変わりはないので、風味などが若干落ちている可能性はあります。長期保存には向かないため、なるべく早めに食べきるようにしましょう。この4つのステップを踏むことで、虫が湧いたお米も、衛生的に、そして安心して食べることが可能になります。