新築住宅は、誰もが憧れる夢の住まいです。しかし、残念ながら、全ての新築住宅が完璧な品質であるとは限りません。中には、欠陥を抱えたまま引き渡されるケースも存在します。そこで今回は、新築住宅の欠陥を見抜くためのチェックリストをご紹介します。引き渡し前に、必ず以下の項目を確認しましょう。まず、外観を確認しましょう。外壁にひび割れや傷はないか、塗装は均一に塗られているか、雨樋に破損はないか、窓やドアの建付けは正常かなどをチェックします。次に、玄関を確認しましょう。ドアの開閉はスムーズか、鍵の施錠は問題ないか、ドアの隙間から風が吹き込んでこないかなどを確認します。そして、室内のチェックに移りましょう。まずは、壁や天井を確認します。クロスはきちんと貼られているか、剥がれや浮きはないか、シミや汚れはないか、ひび割れはないかをチェックします。次に、床を確認します。床に傷や汚れはないか、軋み音はしないか、床の傾きはないかなどをチェックします。また、窓やドアの建付けはどうか、開閉はスムーズか、隙間から風が吹き込んでこないかなどを確認します。さらに、水回りのチェックも重要です。キッチン、トイレ、浴室の排水はスムーズか、水漏れはないか、給湯器は正常に作動するかなどを確認します。電気設備のチェックも忘れずに行いましょう。照明は全て点灯するか、コンセントは全て使えるか、ブレーカーの配線は適切かなどを確認します。最後に、屋根裏や床下などの普段は見えない部分も、可能であれば確認しましょう。これらのチェック項目を参考に、隅々まで丁寧に確認することで、欠陥住宅を未然に防ぐことができます。もし、欠陥が見つかった場合は、すぐに業者に連絡し、修理を求めるようにしましょう。