エアコンが冷えない!そんな緊急事態に直面した時、まず何をすれば良いのか、焦ってしまうかもしれません。しかし、まずは落ち着いて、自分でできる応急処置を試してみましょう。もしかしたら、簡単な処置でエアコンが復活するかもしれません。ここでは、エアコンが冷えない時に試すべき5つの応急処置を紹介します。まず、一つ目は、エアコンのフィルターを掃除することです。エアコンのフィルターは、空気中のホコリや汚れをキャッチする役割を担っています。フィルターが汚れたまま放置していると、空気の流れが悪くなり、冷房効率が著しく低下してしまいます。フィルターを取り外して、掃除機でホコリを吸い取り、水洗いをして、しっかりと乾燥させてから、再びエアコンに取り付けましょう。二つ目は、室外機の周りの障害物を取り除くことです。室外機は、エアコンの冷媒ガスを圧縮・放出する重要な役割を担っています。室外機の周りに物を置いたり、風通しの悪い場所に設置したりすると、室外機の温度が上昇し、冷房能力が低下してしまいます。室外機の周りには物を置かず、風通しの良い状態を保つようにしましょう。三つ目は、エアコンの設定温度を確認することです。エアコンの設定温度が高すぎる場合や、暖房運転になっている場合は、冷たい風は出てきません。設定温度を十分に下げ、冷房運転になっていることを確認しましょう。四つ目は、窓やドアをしっかりと閉めることです。窓やドアが開いていると、部屋の空気が外に逃げてしまい、冷房効率が低下してしまいます。窓やドアをしっかりと閉め、部屋の空気を逃さないようにしましょう。五つ目は、エアコンの風量を強くすることです。風量を強くすることで、部屋の空気を循環させ、冷房効率を向上させることができます。これらの応急処置を試しても、エアコンが冷えない場合は、専門業者に相談することをおすすめします。
エアコンが冷えない時、試すべき5つの応急処置